忍者ブログ
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

国が滅ぶとは、どういうことか?いかなる過程をたどるのか?

端的にまとめている書物がありましたのでまとめてみました。

-----------------

農業が主要産業であった古代では、生産者を代表していたのは農民だった。その農民の、ローマ帝国が確実に衰退し始める3世紀から5世紀までの動向を、簡単に追えば次のようになる。

3世紀:大量の、しかも度重なる蛮族の侵入の前になすすべもなくなった農民は、耕作地を売り払うかして自分の土地を離れ、城壁に囲まれた都市に流入した。地方の過疎化と都市の過密化である。将来に絶望した人々に救済への希望を与えたキリスト教は都市部でとくにひろまったが、その温床になったのが都市の過密化であった。

4世紀:あらゆる職業の世襲が制度化される。この政策の強制によって、すさまじい勢いで進行していた地方の過疎化は、そのスピードを落とすことには成功した。しかし、侵攻してきた蛮族を迎え撃つ戦闘により、ローマ帝国領内が戦場になるのは常態になっていた。

5世紀:4世紀後半から、農民の地方への回帰現象が始まっている。それは帝国内の平和と安全が、農耕に専念できるほどに保証されるようになったということを意味するものではない。耕作地に農民はもどってきたが、以前のように「自作農」としてではなく、大規模農園にかかえられて働く「農奴」としてであった。

彼らが自ら農奴を選んだ理由はただひとつ。度重なる蛮族の来襲による農産物の争奪と身の危険、重税。農奴になればこれら自営農民の肩にかかっていた重圧がほとんど消えることになるからである。代わりに失うのは自由と独立。自作農から農奴への移行現象を一言でいえば、寄らば大樹、である。だが、「国家」が本来の責務を果たさなくなれば、個人で生き延びる道を探すしかなかった(中世の農業を支えることになる地方豪族と教会所有の大荘園は、こうして生まれたのである)。

しかし、4世紀後半から5世紀のローマ帝国にとっての真の問題は、生産者数の減少と生産性の低下に反比例するかのように増加していた、非生産者の数にあったので。軍人と官僚が二大非生産者だが、それに加えてキリスト教会関係者という、数でも力でも前二者に優るとも劣らない人々を、国家ローマは養っていかなければならなかった。

476年 西ローマ帝国滅亡


塩野七生「ローマ人の物語15~ローマ世界の終焉」を要約

----------------------

外からの圧力に対する安全保障は、国が国民に対して最低限負うべき義務だと思う。それが果たされなくなったとき、ひとは、自由や独立という思想・精神性よりも身の保証を渇望する。下半身=本能を直撃する危機の前では当たり前の選択だと思う。

一方、そのような社会状況の中でも、ノウノウとむしろ大きな顔で生き延びられる働かざる者≒特権階級が存在するということは、何を意味するのか?内圧の低下、それは、さらなる外圧適応力の低下を助長し、負のスパイラルはとどまることをしらない。

非生産者の増長と節度を知らないのさばりは、国家滅亡のとどめを刺す。

「現代の神官としての特権的な身分を手に入れた特権階級」(968)の欺瞞をひとつひとつつぶしていかなければならないし、それができるのは新しい社会統合システムを土台とした共認運動である、と改めて思った。


阿部佳容子
PR
露店で「ネット・ブログを見てみます」と言って去っていく人々を見てきて、その後の行方が気になっていた。
反応がないのもそうだが、どうしたら協働できるのか、協働できるように言葉をかけれるのかと思っていた。
と同時に、ネット・ブログを見るだけでは物足りないような気もしていた。

そのカラクリが分かった気がする。

ネットやブログを見るだけで有益な情報(事実)を集めるだけという状態は、実はマスコミから流れてくる情報を受信するだけの従来の状態と何も変わらないのではないか?
マスコミ→ネット・ブログへと、受信する媒体が変わっただけマシなのかもしれないが、この状態が続く限り社会統合には遠い。

あらゆる人が発信(投稿)し、あらゆる人がそれを評価し共認していく。そうやって社会統合・変革へ一歩ずつ近づいていく。
そしてそれこそが、真に面白く充足できるものなのだ。
(これを路上で伝えなきゃ。)

だから、筆者は
「だから、皆にお願いしたい。周りの人に、投稿を呼びかけて欲しい。」
と嘆願されているのだろう。


出世魚

>外向仲間⇒認識仲間への収束は、至る所で次々と知人つながり(という本源的な協働関係)を生み出してゆく。
>この認識仲間たちのつながりは、既に壮大なネットワークであるとも云える。しかしそれは誰もネットワークとしては意識していない『無自覚なネットワーク』である。28316

女たちは常に無自覚のネットワークをつくりだしている。
いつだって、おしゃべりして、周りの人たちの情報は共有しているし、おしゃべりしていなくっても、いい女をみると「あんな風になりたい」と思い、評価形成をしている。

>しかし、無意識の認識収束には大きな限界がある。無意識に留まる限り、いつまで経っても認識収束が(引いては社会収束が)顕在化してこない。28102

でも、無自覚でいると、それがただの噂話止まりだったり、時には誰かをのけ者にしてしまったりするかもしれない。
そして、それ以上、何も実現できなくって、充足できない(゜ーÅ)

>市場原理の観客読者を超えた、この本源原理の外向仲間⇒認識仲間という協働関係こそが、認識形成サイトの確固たる土台となる。28316

逆に、みんなで自覚的なネットワーク作りができれば、その力は、集団を社会を、大きな可能性に導いていく。770 転換期の女たち

女たちに認識が必要(207333 180583)なワケ。
こんな風にも感じることができる。


西田美和
最近のワイドショーですっかり主役気取りの東国原。

橋下知事と並んで、既にマスコミとは蜜月のタレント知事ではあるが、このタイミングで国政進出、総裁アピール、このあからさまな行動は、2001年の小泉劇場登板とあまりにも酷似している。

日本のバブル崩壊から失われた10年へ景気低迷の途を歩み、出口の見えない苛立ちから、いよいよ自民党森内閣は2000年11月に18.4%という低支持率を叩き出した。

そこに颯爽と登場、一気にフィーバーを巻き起こし、数々の構造改革という名の売国政治を司ったのが小泉だ。

そして現在。小泉の残したガタガタの日本は、郵貯マネーを外資の手に握られたまま、世界規模の金融破綻へと突入。当然ながら、この状況に答えなど出せるはずも無く、麻生政権は20%を切る低支持率を記録。

まさに、答えを出してくれそうな「誰か」をマスコミが演出する事で、新たな誤魔化しへと舵を切る格好のタイミングだ。東国原と言えば、小泉以上に変態、前科持ちであるにも関わらず、マイナス報道はゼロ。元々が芸人なだけに、マスコミの使い方に関してははるかに上手い。

しかし、同じ過ちを繰り返してはならない。

73070 小泉の支持率と目先の秩序収束
73071 マスコミの煽動報道と、その最後
>答えを出せない以上、誤魔化すしかないので、目先、無難な誤魔化し充足の風潮はしばらく続くだろう。この誤魔化し充足の風潮にマスコミが乗り、(一部の)学者が乗れば、根本問題は完全に捨象されて終う。

>しかし、より大きく捉えれば、収束不全⇒みんな収束の共認圧力を受けた目先の秩序⇒国家(力の現実)収束とは、答えを出せないが故の根本問題を捨象した既存意識の誤魔化し正当化であり、それは私権意識に残された唯一の逃げ道である。

少なくとも、東国原の次期総裁への道はあまりにも無理がある為か、次の総裁候補としては同じくマスコミ露出度の高い桝添が浮上しつつあるが、これとて同じ事。

世界を取り巻く金融破綻は、誤魔化しようの無い規模で悪化している。自民だろうが民主だろうが、答えは出せない。

しかし、だからこそ目先に飛びつきがちな不安をぐっと堪え、国家に、市場に、そして金貸し達に対して退場宣告を行うべきではないかと思う。

むしろ、現実の破綻を受け入れ、新たな社会構築へ向けて頭を切替えたほうがよっぽど活力が湧くというものだ。


川井孝浩
「現実の圧力さえつかめたら、それを認めたり、必要かどうかを判断するのは難しくない!」というのは、とっても大きな可能性!!

最も難しいのは、「人々をどう統合するか」だと思っていたから。
でも、人々の中に、すでにその統合機能=実現基盤があるなら、あとは、「現実の圧力をどう掴むか」だけだから。

そして、現実の圧力を掴むのは、誰か1人でも、誰でも、いい。
ということは、現実の圧力を掴んで共認する場さえあれば、会社でも社会でも、すぐ変わる。

>『必要か否か』という判断機能は、存在(本能・共認・観念)を貫く、極めて基底的な地平にある判断機能である。あるいは、全ての生物に備わっている不可欠の生存機能である(33995)

って、ス ゴ イ !!


西知子
[18]  [19]  [20]  [21]  [22]  [23]  [24]  [25]  [26]  [27]  [28
ランキング
にほんブログ村 政治ブログ 世直し・社会変革へ
お勧めサイトランキングへ
カウンター
カレンダー
01 2026/02 03
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
カテゴリー
最新コメント
[04/03 神崎]
[11/18 埼玉新聞読者]
[11/18 所沢市の債務残高は1000億円]
[11/12 所沢市の債務残高は1000億円]
[11/12 所沢市の債務残高は1000億円]
バーコード
ブログ内検索
P R
Admin / Write
忍者ブログ [PR]