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市場社会が拡大してきた主動因は、快適さや便利さをはじめとする快美幻想への物的な可能性収束である。それに対して、芸能や芸術や教育その他の広義の認識需要は(非物的という点で)市場の本流から大きく外れている。(注:これらの非物的需要=広義の認識需要を、類的需要と呼ぶ。)
従ってこれらの類的需要(=広義の認識需要)は、物的な快美収束と同等以上の欠乏or収束力がなければ、市場化され得ない。逆に云えば、物的な快美収束と同等以上の収束力を持ち得た認識だけが商品化される(市場に登場し得る)。
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この『必要か否か』という判断機能は、存在(本能・共認・観念)を貫く、極めて基底的な地平にある判断機能である。あるいは、全ての生物に備わっている不可欠の生存機能であると云っても良い。
しかし、私権闘争の圧力で満たされた社会では、人為的な私権の強制圧力とそれに基づく共認圧力によって、「私権だけが絶対的に必要」(従って、何にたいしても必要か否かの判断は一切無用)という極めていびつな状態が作り出されてきた。
従って、貧困が消滅し、私権の強制圧力が衰弱すれば、人工的に作り上げられた「私権だけ」といういびつなタガが外れて、生物本来の基底的な判断機能が再生されてゆくのは当然である。

考えてみれば、つい最近(前世紀)まで、お金の使い道は、物財か解脱と決まっていた。つまり、それらは当然「必要(有益)」なものに決まっていた。だから、殆どの人はそれを『買えるか、買えないか』としか考えず、それが『必要か、必要でないか』などと考えたことも無かった。

それは、云うまでもなく、私権の強制圧力の故である。私権の強制圧力は、単に主食品のような必需品に対してのみ(=本能を直撃する様な圧力としてのみ)働いていた訳ではない。むしろ、重要なのは、私権の強制圧力が作り出した人々の共認(内容)である。
私権の強制圧力下での、私権不全からの解脱収束先は、物的な快美充足(便利さ・快適さ)と類的な解脱充足(遊興・芸能)および頭の中だけの倒錯観念(古代宗教・近代思想)しかない。その内、解脱はもともと「闘争=生産過程の緊張からの弛緩・発散過程」であり、「必要ではあるが、不充分なもの」なので目的には成り難いが、物的な充足は仕事(闘争=生産過程)と直結しており、目的に成り得る。従って、「物的な豊かさ追求」が、近代を貫く誰もに普遍的な目標共認となった。
そして「豊かさ」が普遍的に共認された目標となると、恐ろしいことに、もはや誰もそれが『必要か、必要でないか』などと考えなくなる。こうして人々は、何も考えずに次々と与えられる「三種の神器」を買い求め続けてきた。しかも、それは’70年、貧困が消滅して私権の強制圧力が衰弱し始めても、変わらなかった。(注:それに対して、第三の解脱収束先であった倒錯観念は、現実否定に基づく頭の中だけの目的なので、否定すべき現実=貧困が消滅するや否や不要となり、今やインテリ統合階級以外、誰も見向きもしなくなった。)

では、社会空間では、何をするにもお金がかかるのは、なぜか?
社会空間での集団間(or個人間)の関係の原基形態は、同類闘争(縄張り闘争)という闘争関係である。それに対して悲惨な掠奪闘争が象徴している様に、人々には闘争を回避しようとする適応本能が強く働くが、根が私権闘争に基ずいているが故に、それを回避する抜け道は、互いの合意に基づく取引関係しかない。
事実、私権闘争の圧力で満たされた社会空間では、相互に現実の欠乏を充たそうとすれば(つまり、欲と欲がからめば)、奪い取るか、さもなければ取引関係を結ぶ以外にはない。(その典型が私権時代の男女関係であるが、同様に私権時代にあっては親子関係にも友人関係にも、取引的な側面がつきまとっている。)
その結果、一歩集団の外に出れば、何をするにもお金がかかる取引社会=市場社会が出来てしまった。

では、本題に入ってゆこう。ここまでの論稿で、次代の活力源=圧力源が人々の外向収束⇒認識収束に基づく認識闘争=評価競争であり、それらを収束させる『認識形成の場(統合サイト)』こそ、次代の人類の最先端機能(つまりは新たな社会統合機構の中核)となることを明らかにしてきた。
又、それは、はじめに形成された多数の『認識形成サイト』が、人々の評価収束によって淘汰されてゆくことを通じて確立されてゆくこと、及び、そこでの評価指標はもはやお金ではなく、段階的な投稿資格となることも明らかにしてきた。
では、全く新しい場である『認識形成サイト』が、なぜ有料化されるべきなのか?なぜ、敢えて古い場=市場に姿を現す必要があるのか?なぜ、古い指標=お金を使う必要があるのか?

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