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の間のみなさんの投稿を読ませていただいて、確信しました。

うつ病、統合失調症、神経症、ひきこもりその他もろもろの「精神破壊」は、「心の病気」と捉えている限り、完治することも、患者が減ることもないのでは?ということです。

>現在の精神医療は患者自身の心の問題を捉えて、何とか社会に適応できるように治療を施すことを目標としているようですが、どうもいたちごっこのような不自然さを感じています。
>そろそろ、精神治療を中心(患者を中心とした)とした対処療法から、精神障害を引き起こす社会的環境やその背景に目を向けていくことが必要な状況なのではないでしょうか。(41849 沼田竜一さん)

おっしゃるとおりだと思います。

確かに、これらうつ病、神経症などの症状は、薬でかなり軽減します。人それぞれの「性格」や「考え方」が、症状を呼び起こすこともあるでしょう。患者個人の生育環境、生活環境も影響するでしょう。
しかし、これらを「患者個人の、心の病気」ゆえに「患者を治療する」と捉えている限り、問題の本質にはいつまでたっても迫ることは出来ないと思います。「病気の原因を探る」ことが、「脳内物質を研究する」ことになる今までの発想では、所詮は薬を開発することにとどまり、「対処療法」にしかならないでしょう。人間は、共認動物なのです。「心」の問題は、「脳内物質」ではなく、「共認内容」「社会システム」に還元されるはずです。

>しかし、現在顕著になっている統合不全による精神破壊とは、各システムの連関がうまくいかないということであり、それぞれのシステムが暴走するということです。
>このように見ていくと、私権統合が崩壊し、本源統合へとパラダイム転換する過渡期ゆえの問題である、と言うにはあまりにも恐ろしい現実です。我々は全力をあげて新しい統合律・観念統合を早期に確立しなければならないでしょう。

精神破壊は、人類全体の観念の病気でもあり、社会統合不全というシステムの不全(病気)でもあるのです。「患者」と「医者」(という個人)がいかに「その人個人の心の病気」に立ち向かっても、まさに「いたちごっこ」でしょう。

社会を全面閉塞に陥れた誤った支配観念を廃棄し、人類の最先端機能である観念機能を再生させて、みんなで社会を統合しなおすこと、それだけが、唯一の、根本からの「治療」なのだと思います。「対処療法」ではかなりの高確率で再発するばかりか、患者は増える一方でしょう。

>集団(会社等)を超越した「社会」(統合板40426)という場には、集団(会社等)を変えていく力があると思います。それは、社会そのものを変えていくことの期待や様々な集団にいて葛藤や不全を抱える人々の変革期待が集まる場であるからだと思います。
>心の病を抱えた人々に必要なのは、「社会」という人々の期待・応望圧力→活力の集まる場と「認識形成」という仕事、そして、ともに歩む「認識仲間」なんだと思います。

まさにその通りだと思います。「認識形成の場」と「認識仲間」は、人類の最先端の可能性(の発現)であり、そこで得られる充足は、きっと「心の病気」を抱えた人の苦しみをも解消するのだと思います。

藤岡聖子

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社会に出た”と気付けば、そこにまず見出すのが『原初の社会』の風景なのだろう。

>「集団」から離脱した人々のこの期待・応望充足は、実は、集団(縄張り)を持ち得なかった原猿の原初の期待・応望充足と同じである。

認識営業の中で実感したのは、この実現論に描かれた、集団の辺縁部の原猿が、集団外に共認仲間を見出す情景との驚くべき類似だった。

具体的な、打ち合わせしかしたことのない、仕事上の知人に、「潜在思念」「社会不全」「構造認識」(生の言葉はできるだけ使わないようにしたが、話しているうちにこういう言葉も出てしまう。)などと言い出したら、いったいどんな反応が返ってくるのか逡巡したが、しばらく話すと、予想外の興味を持ってくれていることが分かった。・・こんな話をしたのは、今日初めてかもしれない。・・終わったときに相手が言った。 ・・あなたもか、実は私もそうなのだ。



>認識営業が全ての突破口となるのは、その面白さ=引力にある。そして、その認識営業の引力の秘密は、誰もが社会に出よう(当事者に成ろう)としている、そして誰もが認識を求めているという状況認識に基づいて、集団外に発信(応望)し、その反応(充足)を得ることへの期待にある。

“社会に出た”と気付くということは、その『原初の社会』の当事者であると気付くことであり、その社会の構造を認識したいという欠乏が具体的な対象を得て顕在化するということなのだろう。

>要するに外向収束とは、本質において認識収束に他ならず、外向仲間とは本質的に認識仲間に他ならない。

認識営業は、集団外に期待・応望充足を求めるという外向活動であり、その面白さは、認識仲間を見出す喜びなのだろう。

そして認識営業は、『原初の社会』の発見から始めて「ゼロから、自分たちの『場』を作る活動 」
へ向かう極めて具体的な、従って誰でも切り開いていくことのできる突破口なのだ。

細田卓司

>自分自身をふりかえってみても、田舎で育ち、関係のない都会で根なし草のように仕事をし、生活の場を求めてきた。何かを求めていながら、何にも強く収束できず、ふらふらと生きてきた気がする。それは、私権的な評価軸や私権課題には活力がわかないながらも、頭の中では、それが大事なんだと思い、そこから生み出される“得体の知れない負荷”に悩みながら生きてきたから。“得体の知れない負荷”とは、自分の中に巣くう私権的価値観と、可能性を求める潜在思念の葛藤だったのだと気がつく。

この実感はなにも豊かになった’70年以降に固有のものではなく都市の発生=農村共同体からの離脱と共に生じた意識ではないだろうか。(近世において故郷の芸能と近況報告をしてくれる旅芸人が都市に欠かせなかったことは、都市=性市場に駆けつけた人々がその可能性に惹かれつつも、同時に望郷の念に駆られていたことを物語っている)

村であれば解脱と闘争は一体であり、かつ闘争は単なる自分課題的を超えた役割充足を与えてくれた。ところが都市では、解脱と闘争はどんどん乖離し、闘争課題はどんどん私的課題へと矮小化されていく。従って、その反動として都市型の祭りや職人組合(後に企業内の組合運動)等が形成されていくのだが、それらも部分課題を担う「カタワな集団」のバリエーションでしかなかった。

つまり農村集団=共同体がもたらす課題共認・解脱共認・闘争共認・評価共認の全てを備えた統合充足が、都市におけるカタワの集団では失われてしまった。

それは自我統合の限界でもあるが、裏返せばなんであれ「集団的なものが生み出す自己収束力」をよいもの=絶対的なものとしてきた人々の規範意識の限界でもあるのではないだろうか。つまり自我=反集団規範意識にしろ規範意識にしろ、アプリオリに集団ありきだった発想を超えられず、本当の統合充足は社会=超集団の地平にあるという「可能性」を見失わせてきたのではないか?

脱集団でも集団回帰でもなく「可能性は社会=超集団にある」という構造認識を得て、これまで歴史の限界が決して外的によるものだけではなく意識=共認内容によっている部分が大きいことが理解されてくる。私権時代も現実は人々の意識=共認によって形成されていたという発見は、ますます認識が重要性であることを私たちに教えてくれる。
 
 山澤貴志
>「集団」から離脱した人々のこの期待・応望充足は、実は、集団(縄張り)を持ち得なかった原猿の原初の期待・応望充足と同じである。驚くべきことに、集団外(縄張り境界線上)で接する相手全てが対象となるという点も含めて、全く同じなのである。(認識営業の『まつり場』こそ、『原初の社会』である

環境問題等を考える時、私がいつも考え付く先は「種としての、生物としての人間の在り様を無視した人間の冒涜」と、そういう考えをうえつけた間違えた近代思想に行き着くのですが、そんな誤った道を突き進んであとちょっとで崖に転落する人間が、新しい(というよりも本来の)認識を得て気付いた関係が、原猿の、しかもその最初の関係と同じであるとは、不思議であるというかなんともいえない感じを覚えます。

>『人と答えが一体の場』の原点は、認識営業(反応充足)の場である。認識営業こそが、反応充足を体感して活力を飛躍的に高める・・・(認識営業の『まつり場』こそ、『原初の社会』である)

この一文、すごく実感できる。少しづつ認識営業を進めていくにつれて、どんどん語りかけていきたい!という思いが強くなってきた。それは、反応充足の体感が、必ず活力を与えてくれるからだ。
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